世界最高峰のオーケストラ、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ハープ奏者を辞し、ハープという楽器の概念を大きく変える革新者として世界を飛び回る“ハープの貴公子”
グザヴィエ・ドゥ・メストレ(Xavier de Maistre)が、新作アルバム『
スペインのセレナーデ』(SICC-30473 2,500円 + 税)を1月24日(水)にリリース。
今作では、
ファリャ「スペイン舞曲第1番」や
タレガ「アルハンブラ宮殿の思い出」など、メストレのコンサート・ピースとして確立されCD化が望まれていた作品を中心に、ハープの可能性を広げる技巧的でロマンティックなスペイン地方のソロ・ピースを網羅しています。
共演に迎えられているのは、“カスタネットの女王”として名高いルセロ・テナ(Lucero Tena)。テナとの出会いについてメストレは「私は、この特別な音楽(スペイン音楽)の核心に自分はまだ到達していないといつも感じていた。そんな状況が一変したのは、2015年、マドリードでのあるコンサートのあと、スペインの伝説的なフラメンコ・ダンサーであるルセロ・テナさんと出会ったときだった。彼女の中に私は本物のスペインを見つけた」と振り返っています。