ジャズ・ギターの新時代を牽引し、“当代屈指の才能”との呼び声も高い
ジュリアン・ラージ(Julian Lage)が、最新作『
モダン・ロア』(KKE-074 2,315 円+税)を1月25日(木)にリリース。2016年に発表した前作『
アークライト』に引き続き、
ジェシー・ハリスがプロデュース。
スコット・コリー(b)と
ケニー・ウォルセン(dr)がリズム・セクションを担当しています。
4歳で父親にギターを与えられ、8歳でドキュメンタリー映画に出演。
ゲイリー・バートンに抜擢されて一躍ジャズ界注目の存在となったラージ。2017年は自身のトリオに加え、
パンチ・ブラザーズの
クリス・エルドリッジとのデュオで来日。精妙で芳醇な世界を超絶テクニックで披露し、オーディエンスを圧倒しました。
『モダン・ロア』は、バップ以前の楽曲にフォーカスし、ジャズやフォーク、カントリー・ミュージックなどアメリカ音楽史に対するリスペクトを示した前作『アークライト』を引き継ぐ内容ながら、全曲オリジナル・ナンバー。ラージの現代性とアメリカン・スピリットが融合したアルバムとなっています。今作についてラージは「『モダン・ロア』では、オリジナル曲を通して進化したサウンドになった。これらの曲は、最初の一小節でサウンドの基調を打ち出してしまうような
リトル・リチャードや
ボ・ディドリーといったアーティストの初期ロックンロール的なイメージに、より強く沿って描きだした。バンドのサウンドはグルーヴしていて、ギターもよりダイナミックになって爆発している」とコメントしています。