ニュース

ビル・フリゼール、18年ぶりのソロ・アルバム『ミュージック・イズ』を3月に世界同時リリース

ビル・フリゼール   2018/02/13 12:27掲載
はてなブックマークに追加
ビル・フリゼール、18年ぶりのソロ・アルバム『ミュージック・イズ』を3月に世界同時リリース
 米ギター界の重鎮ビル・フリゼール(Bill Frisell)が、ペトラ・ヘイデンと共演した前作『星に願いを』(2016年)に続き、OKehレーベル第4弾となる最新作『ミュージック・イズ』(SICP-31111 2,600円 + 税)を3月16日(金)に全世界同時発売。

 『ミュージック・イズ』は、2000年に発表した『ゴースト・タウン』以来18年ぶりとなるソロ・ギター・アルバム。フリゼールが「ソロでやるのは、つねに挑戦」と語る意欲作です。録音は昨年8月にオレゴン州ポートランドのタッカー・マーティーン所持スタジオ“フローラ・レコーディング・アンド・プレイバック・スタジオ”で行なわれ、長年タッグを組むリー・タウンゼントがプロデュース。

 信頼する仲間のサポートを得て完成した本作について、「僕にとって音楽はつねに、人とどうやって一緒にやるかだから、会話をするようなもの。コール・アンド・レスポンス。一人きりで演奏するのはまるで異次元だよ。考え方をかなり変えないといけない。今回のレコーディングに先立って、ニューヨークのザ・ストーンで1週間ライヴをしたんだ。毎晩、今までやったことのない曲をやってみた。意図的に自分が少し不安定な状態をキープしていた。居心地悪い、不安な感じだ。安全だとわかっていることに甘んじたくなかった。その流れをスタジオにそのまま持ち込めればと思った。事前に全部計画を立てておくのは嫌だったんだ」とコメントしています。

 また、「自分が作った曲をレコーディングしたいというのは、最初からはっきり思っていたこと。ここ数年、他の人が書いた曲のプロジェクトがとても多かった。でも、そろそろ自分の音楽に戻る時だったんだ。このアルバムに収録しているのは新作もあれば、かなり昔のものもある。50年以上、ひたすら音楽をやってきた。理解しつくすことはない。年をとることのすごいところは、はるか昔に聴いたり演奏したりしたものを再訪できること。つねに新たな発見や発掘がある。新たな道が開けてくる。本当に運が良ければ、それまでの道中で何か習得できたものがあったことに気付くかもしれない。そういう長焦点レンズを通して自分の音楽を眺めるのは、不思議なものだよ」と語るように、収録曲はキャリア初期のものから書き下ろし新曲まですべてオリジナル。日本盤にはボーナス・トラック1曲が追加収録されます。

■2018年3月18日(金)発売
ビル・フリゼール
ミュージック・イズ

SICP-31111 2,600円 + 税

[収録曲] 
01. プリティ・スターズ
02. ウインスロウ・ホーマー
03. チェンジ・イン・ジ・エアー
04. ワット・ドゥ・ユー・ウォント
05. サンクフル
06. ロン・カーター
07. シンク・アバウト・イット
08. イン・ライン
09. ランブラー
10. パイオニアズ
11. モニカ・ジェーン
12. ミス・ユー
13. ゴー・ハッピー・ラッキー
14. ケンタッキー・ダービー
15. メイド・トゥ・シャイン
16. ランブラー(オルタネイト・ヴァージョン) *
17. ウェア・ドゥ・ユー・ゴー?
*日本盤ボーナス・トラック
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015