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〈ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018〉東京国際フォーラムと東京芸術劇場のタイムテーブル発表

2018/02/19 12:09掲載
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〈ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018〉東京国際フォーラムと東京芸術劇場のタイムテーブル発表
 東京・丸ノ内ではゴールデンウィーク期間の風物詩ともなっている世界最大級のクラシック音楽祭〈ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン〉が、〈ラ・フォル・ジュルネ TOKYO〉と名称を変更。今年は丸の内エリアと池袋エリアで2018年5月3日(木・祝)〜5日(土・祝)に開催。東京国際フォーラムと東京芸術劇場での公演タイムテーブルが発表されています。

 14回目の開催となる2018年は“UN MONDE NOUVEAU - モンド・ヌーヴォー 新しい世界へ”をテーマに、全体主義体制から逃れて亡命したラフマニノフやプロコフィエフストラヴィンスキーショパンバルトークリゲティや、自らの意思で外国へ移住したヘンデルドヴォルザークアルベニス、そして精神的な面で新たな世界を志したベートーヴェンシューベルトといった作曲家にフォーカス。

 出演者は、ボリス・ベレゾフスキー(Boris Berezovsky)やレミ・ジュニエ(Rémi Geniet)、ルーカス・ゲニューシャス(Lukas Geniušas)、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィアといった〈ラ・フォル・ジュルネ〉おなじみの顔ぶれのみならず、イ・ムジチ合奏団やエカテリンブルク・フィルハーモニー合唱団、ソプラノのバーバラ・ヘンドリックス(Barbara Hendricks)など、初登場となるアーティストも多数。なかでも、若きアルバニア系フランス人ピアニストのマリー=アンジュ・グッチ(Marie-Ange Nguci)や、1985年ソビエト連邦生まれのヴァイオリニスト、アレーナ・バーエワ(Alena Baeva)など、アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタン(Rune Martin)が推薦するアーティストにも注目です。さらに、ヴァイオリニストのパヴェル・シュポルツル(Pavel Šporcl)&ジプシーウェイによるロマ音楽や、カンティクム・ノーヴムによる中世の西洋と東洋のクロスオーヴァー、アンサンブル・オブシディエンヌによる中世の放浪の歌や十字軍に関する音楽、クレズマー・クラリネットの第一人者YomとQuatuor IXI(弦楽四重奏)による現代音楽とクレズマーの共演など、〈ラ・フォル・ジュルネ〉ならではの興味深い演目も予定されています。

 今年は、クリエイティヴ・ディレクター佐藤可士和によるロゴデザインの一新や、電子チケット「Quick Ticket」の導入など、〈ラ・フォル・ジュルネ〉にとって新たな試みも予定。タイムテーブルやチケットなど、詳細はオフィシャル・サイトにてご確認ください。

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2018
www.lfj.jp/lfj_2018

5月3日(木・祝)〜5日(土・祝)

[東京 丸の内エリア]
東京国際フォーラム・大手町・丸の内・有楽町

[東京 池袋エリア]
東京芸術劇場・池袋西口公園・南池袋公園
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