ドイツ・リートの分野で特に高く評価されているバリトン歌手、
クリスティアン・ゲルハーヘル(Christian Gerhaher)が、初の
モーツァルト・アルバム『
モーツァルト: オペラ・アリア集』(SICC-30476 2,600円 + 税)を3月21日(水)にリリース。
本作は、全4タイトルから成るソニー・クラシカル“21世紀モーツァルト歌唱の諸相”シリーズの第2弾。ゲルハーヘルは、2014年にフランクフルトで『ドン・ジョヴァンニ』のタイトル・ロールに初挑戦し、「今回の上演を特別にしたのは、何といってもリート歌手として知られるゲルハーヘルの卓越したドン・ジョヴァンニだった」と絶賛されています。本作には、その『ドン・ジョヴァンニ』タイトル・ロールとレポレロのほか、2006年のザルツブルク音楽祭での歌唱で好評を博した『魔笛』のパパゲーノ、『コジ・ファン・トゥッテ』のグリエルモとドン・アルフォンソ、『フィガロの結婚』の伯爵とフィガロなど、モーツァルトの四大人気オペラの名アリアを収録。
共演は、いずれもソニー・クラシカルへは初登場となる
フライブルク・バロックオーケストラと、フォルテピアノ奏者の
クリスティアン・ベザイデンホウト(Kristian Bezuidenhout)。オペラ・アリアの合間には交響曲第36番「リンツ」の4つの楽章をちりばめ、モーツァルトが生きていた時代の演奏会を思い起こさせる構成となっています。