自身が1955年に結成した
ボザール・トリオを2008年に解散させ、その後ソリストとして活動しているピアニストの
メナヘム・プレスラー(Menahem Pressler)による、94歳でドイツ・グラモフォンからソロ・デビューを果たしたアルバム『
月の光〜ドビュッシー、ラヴェル、フォーレ: 作品集』(UCCG-1792 2,800円 + 税)が3月21日(水)に発売されます。
本作はドイツ・グラモフォンの“ピアノ・マスターズ・シリーズ”の1枚にして、
ドビュッシー没後100年を記念するもの。また、最高齢でのドイツ・グラモフォン・ソロ・デビュー作となります。
プレスラーは90歳でベルリン・フィルと初共演。繊細なタッチによる美音と豊かなアーティキュレーション、深い音楽性で人気を獲得しました。本作にはドビュッシーの楽曲をメインに、
フォーレや
ラヴェルらの楽曲を組み合わせて収録。これらフランス音楽作品は、1946年にサンフランシスコで開催された〈ドビュッシー国際ピアノ・コンクール〉で第1位を獲得。国際的な活躍を始めたプレスラーにとって、重要なレパートリーにあたります。