2017年の〈クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール〉優勝で話題を呼んだピアニストの
藤田真央が、3枚目のアルバム『
passage(パッセージ)ショパン: ピアノ・ソナタ第3番』(NYCC-27306 2,500円 + 税)を5月23日(水)にリリース。
藤田は現在19歳のピアニスト。14歳のときに『
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第6番、ラフマニノフ: 楽興の時、三善晃: ピアノ・ソナタ』でアルバム・デビューを果たし、本作が10代最後のアルバムとなります。
本作には、藤田の今シーズンのコンサート・プログラムを中心に、
ショパンの「ピアノ・ソナタ第3番」や「ノクターン第20番」「バラード第1番」、
シューマン /
リスト編の『ミルテの花』より第1曲「献呈」といった名曲の数々に加え、
アルカディ・ヴォロドス(Arcadi Volodos)編の「トルコ行進曲」などを収録。浜松国際ピアノアカデミーで薫陶を受けた故・
中村紘子の想いを汲み、静岡・アクトシティ浜松でセッション・レコーディングを行ないました。エンジニアの深田 晃による24bit / 352.8kHz DXDレコーディングで、藤田のタッチとホールの残響の双方が克明に捉えられた高品位録音となっています。ジャケット・イラストは、『蜜蜂と遠雷』の装丁を手掛けたことでも知られるイラストレーターの杉山 巧です。