2017年8月に日本公開された映画『
ベイビー・ドライバー』のオリジナル・サウンドトラック第2弾『
ベイビー・ドライバー Vol.2』(SICP-5694 2,400円 + 税)が4月25日(水)にリリースされます。本作には、2017年に発売された2枚組アルバム『
ベイビー・ドライバー OST』(SICP-5629〜30 2,700円+税)未収録曲と劇中のセリフを盛り込んで新たにリミックスされた音源を収録。現在配信サイトでは「チェイス・ミー」と「TaKillYa –Baby Driver Mix-」が先行配信されています。
映像と音楽が一体化した鮮烈なカーチェイス・シーンが圧巻の映画『ベイビー・ドライバー』は、2017年6月に全米公開され、“カーチェイス版ラ・ラ・ランド“と評判を呼び、世界中で大ヒットを記録。話題となった劇中の音楽はすべて
エドガー・ライト監督自身が選曲。脚本も手がけた監督は「主人公のベイビーと同様、音楽が僕を動かす。シーンのイメージにぴったりくる曲がなければ、僕は映画のシーンの脚本をひとつとして描く事はできなかった」と語るほど、音楽が重要な位置を占めています。
UKのDJ・Osymysoがプロデュースを手がけた『ベイビー・ドライバー Vol.2』は、サントラ第1弾の未収録ナンバーと
スティーヴン・プライスによるスコア、劇中のセリフやシーンの効果音をふんだんに盛り込んだ新リミックスで構成。スコアを担当したプライスは1977年生まれのイギリスの作曲家で、『
ゼロ・グラビティ』(2013年)の音楽で〈アカデミー賞〉を受賞しています。また映画本編には流れなかったものの、監督にとって“ベイビー・ドライバー”を作る原点となった
ミント・ロワイヤルの「ブルー・ソング」(2002年)がアルバムの最後を締めくくっています。
本作について監督は、「アクションと歌、スコア、サウンド・エフェクトをすべて織り交ぜたミュージカルを作りたかったので、音楽の天才2人にお願いすることにしたんだ。ひとりは長きに亘って一緒に仕事をすることになる、当時はミュージック・エディターで今やオスカー受賞作曲家の
スティーヴン・プライス。もうひとりは以前から大ファンだったマッシュアップの天才Osymysoだ。2人が暴走する僕のアイディアを着地させるのを助けてくれたおかげで、執筆にとりかかる前に“ベイビー・ドライバー”の音楽が聞こえるようになった」とコメントしています。