“バロック・ヴァイオリンの天女”と称される
レイチェル・ポッジャー(Rachel Podger)が、生誕50周年記念リリース第1弾として、4作目の
ヴィヴァルディ録音となるアルバム『
ヴィヴァルディ: ヴァイオリン協奏曲集《四季》』(RCCSSA 40318 3,238円 + 税)を3月23日(金)にリリース。
ポッジャーは、1997年から2002年にかけて
イングリッシュ・コンサートのリーダーを務め、2006年には自身が主宰する〈ブレコン・バロック・フェスティヴァル〉の芸術監督に就任。オランダのレーベル「Channel Classics」より数々の名盤をリリースし、2015年には英国王立音楽アカデミー(RAM)のバッハ賞を受賞しました。
『ラ・ストラヴァガンツァ』『ラ・チェトラ』『調和の霊感』などのヴァイオリン協奏曲集を録音してきたポッジャーにとって、本作はヴィヴァルディ録音の第4作となるアルバム。『四季』は、ポッジャーが学生だった時代に、ナイジェル・ケネディ(Nigel Kennedy)の名録音を聴いて以来、演奏と録音の実現を夢見てきたという作品です。
本作は、〈ブレコン・バロック・フェスティヴァル〉のレジデント・アンサンブルとしてポッジャーが結成した“
ブレコン・バロック”との共演によるもの。2017年10月9〜12日にかけてロンドン・ハムステッドのセント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会で収録され、同月28日には〈ブレコン・バロック・フェスティヴァル2017〉でも演奏されました。