米バークリー大学を主席で卒業、海外の権威ある賞を多数受賞し、さらにトランぺットとピアノの“二刀流”プレイヤーとしてジャズ・シーンの注目を浴びる
曽根麻央が、セルフ・プロデュースによるデビュー・アルバム『
Infinite Creature』(PCCY-30248 3,241円 + 税)を4月18日(水)にリリース。本作はアコースティック盤とエレクトリック盤の2枚組となっており、曽根の類まれなる才能を詰め込んだ内容となっています。
曽根は1991年生まれ。幼少期よりピアノ、8歳でトランペットを始め、9歳で音楽活動をスタート。18歳で
猪俣 猛グループに参加し、同年米バークリー音楽大学に全額奨学金を授与されて入学。同大学の修士課程を首席で卒業しました。これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロントなど国際的なジャズ・フェスティヴァルに出演し、2016年にバークリー音楽大学とニューポート・ジャズフェスの主催で開催された第1回〈ニューポート・ジャズ・ワークショップ〉では金管楽器とアンサンブルの講師を務めています。2017年には自己のバンドを率いてニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイなど、老舗のジャズ・クラブに出演を果たしました。
また、2014年度には米フィラデルフィアで開催された〈国際トランペット協会インプロヴィゼーション・コンペティション〉で優勝、同年新人ジャズ・プレイヤーの登竜門〈国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション〉では世界中の応募者の中からファイナリストとして選出、2016年にはオランダ・アムステルダム〈“Keep An Eye”国際ジャズ・アワード〉優勝など、国際的な権威ある賞を数々受賞しています。
『Infinite Creature』には、伊藤勇司(b)、中道みさき(ds)、山田拓斗(vn,mand)、
西方正輝(vc)、
井上 銘(g)、
山本 連(b)、
木村 紘(ds)という、盟友ともいえるメンバーが参加。本作について曽根は、「この26年間で経験したこと、学んだこと、育んできた交友関係などの全てがこのレコーディングに結実しています」とコメントしています。