ヴァイオリニストの
ダニエル・ホープ(Daniel Hope)が、
モーツァルトの作品を軸に、モーツァルトと同時代に活躍した音楽家による楽曲を収めた最新アルバム『
ジャーニー・トゥ・モーツァルト』(UCCG-1793 2,800円 + 税)を4月11日(水)にリリース。
ホープは、1974年南アフリカのダーバンに生まれたイギリス人ヴァイオリニスト。10歳でコントラバスの
ゲイリー・カー(Gary Karr)とテレビで共演、翌年には
ユーディ・メニューイン(Yehudi Menuhin)に招かれドイツのテレビで共演し、以来メニューインと60回以上の共演を重ねました。とくに現代音楽の分野で高く評価されているほか、
マックス・リヒター(Max Richter)や
スティング(Sting)、
ニルス・フラーム(Nils Frahm)、
エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)、
チリー・ゴンザレス(Chilly Gonzales)とのコラボレーションも実現させるなど、“クラシック”の枠に収まらない活躍ぶりが話題を呼んでいます。
本作は、モーツァルトの作品に、モーツァルトと相互に影響し合った同時代作曲家の作品を組み合わせ、“モーツァルトへの旅”というコンセプトで制作されたもの。モーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲第3番」をはじめとする楽曲に加え、
ハイドンの「ヴァイオリン協奏曲第4番」、
グルックの歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』からの2つの楽曲、チェコ出身の作曲家 / ヴァイオリニストであった
ミスリヴェチェクの「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」の第2楽章、ザロモンの作品を併録しています。共演は、2016年よりホープが音楽監督を務める
チューリヒ室内管弦楽団です。