現代最高のヴィルトゥオーゾ・ピアニストのひとりにして、“ピアノの超人”とも評される
マルク=アンドレ・アムラン(Marc-André Hamelin)が
、シューベルト最後のピアノ・ソナタである第21番と、同じく晩年の1827年頃に作曲した「4つの即興曲」を収めた新録音『
シューベルト: ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960、4つの即興曲D.935, op.142』(PCDA-68213 2,857円 + 税)を4月15日(日)にリリース。6月には東京で来日公演も開催します。
アムランは1961年、カナダ出身のピアニスト。活動初期にはめずらしいレパートリーや超絶技巧作品の演奏で名を馳せ、キャリアを積んだ現在では古典派やロマン派の録音でも評価されています。今年の1月には、ノルウェー出身の名手
レイフ・オヴェ・アンスネス(Leif Ove Andsnes)との2台ピアノによる『
ストラヴィンスキー: 春の祭典〜2台ピアノのための音楽』(PCDA-68189 2,857円 + 税)をリリースしたことでも話題を呼びました。
アムランの来日公演は2006年以来、12年ぶり。6月20日(水)に東京・銀座 ヤマハ銀座ホール、6月25日(月)に東京・武蔵野市民文化会館(チケットはいずれも完売)でピアノ・リサイタルが行なわれるほか、6月23日(土)には東京・赤坂 サントリーホールで東京交響楽団の〈第661回 定期演奏会〉にソリストとして出演し、ブラームスのピアノ協奏曲第1番を演奏します。