2016年に〈BBCヤング・ミュージシャン〉で優勝、翌年にはイギリス最大の音楽祭〈BBCプロムス〉に出演するなど、クラシック音楽界の期待の新人のひとりとして活躍する19歳のチェリスト、シェク・カネー=メイソン(Sheku Kanneh-Mason)が、5月19日(土)に行なわれる英王室のヘンリー王子とメーガン・マークルのウェディングにミュージシャンのひとりとして参加。今回の抜擢を受け、カネー=メイソンが今年1月に発表したデビュー・アルバム『インスピレーション』の国内盤(UCCD-1465 2,800円 + 税)が6月6日(水)に発売されます。
ロイヤル・ウェディングでは、イギリス国内の音楽家がセレモニーでの演奏を担当。2017年6月にカリブ海アンティグア島を支援する〈Halo Foundation〉のチャリティ・イベントがロンドンで行なわれた際、その演奏に感銘を受けたというヘンリー王子とメーガン・マークルのたっての希望により、カネー=メイソンの出演が決定しました。このセレモニーは実況録音され、『ロイヤル・ウェディング 公式アルバム(仮)』としてセレモニー終了後、同日中に世界配信される予定です。
カネー=メイソンは、出演依頼を受けたときのことを「ヘンリー王子とメーガン・マークルさんのウェディングで演奏することができるなんて本当に光栄でとても興奮しています。マークルさんが私にセレモニーで演奏してくれませんかと電話をかけてきたときにはとてもあわてました。もちろん、是非! と即答しました。あんなにすごいウェディングのイベントでチェロを演奏できるなんて、なんたる光栄でしょうか。今から待ちきれません」と振り返っています。
カネー=メイソンは現在、王立音楽アカデミーで学びながら、国際的なコンサートに出演するチェリスト。デビュー・アルバム『インスピレーション』は、アルバム発売に先立ち今年1月に配信され、現在までにSpotifyで300万回以上の再生回数を記録している
ボブ・マーリーの大ヒット曲「ノー・ウーマン・ノー・クライ」のチェロ・アレンジ版のほか、フィギュアスケートで知られる「白鳥」、
レナード・コーエンの「Hallelujah」など、全9曲を収録しています。本作は全英アルバムチャート18位を獲得し、20位以内に入った最も若いチェリストという記録を打ち立てました。