ベン・ウェンデル(sax)、ハリッシュ・ラグハヴァン(b)、
ネイト・ウッド(ds)という現代ジャズ・シーンを代表するプレイヤー3人からなる“ACT”が来日。5月18日(金〉東京・武蔵野スイングホール、21日(月)京都・Le Club Jazz、24日(木〉愛知・名古屋 STAR EYES、25日(金)静岡・LIFE TIME、26日(土)東京・南青山 Body & Soul、27日(日)東京・新宿 PIT INNの6公演が開催されます。
サックス奏者ウェンデルはカナダ・バンクーバー生まれ。米ロサンゼルスで育ち、現在はニューヨークを拠点に活動しています。
プリンスをはじめ
ティグラン・ハマシアン、
アントニオ・サンチェス、
ジェラルド・クレイトンら数多くのアーティストのツアーや録音に参加し、また、〈グラミー賞〉にノミネートされたジャム・バンド、
ニーボディの中心メンバーとしても知られています。2016年にはリーダー作『
ホワット・ウイ・ブリング』を発表し、現在もロングセラーを続けています。
ベーシストのラグハヴァンは米イリノイ州ノースブルック生まれ。8歳でパーカッションを始め、17歳でコントラバスの勉強を開始。南カリフォルニア大学で
ジョン・クレイトンに師事し、ロサンゼルスでは多くの西海岸の伝説的なミュージシャンと共演を果たしました。2007年にニューヨークへ拠点を移し、2009年に〈セロニアス・モンク国際ジャズ・ベース・コンクール〉のセミ・ファイナリストに選出。2010年、
テイラー・アイグスティの『
デイライト・アット・ミッドナイト』に参加し、一躍注目を集めました。現在も多くのアーティストと共演し、演奏活動を行なう一方で、スタンフォード・ジャズワークショップなどで後進の指導にもあたっています。
ドラマーのウッドはニューヨークを拠点に活動するマルチ・インストゥルメンタリスト。California Institute of the Artsを経て、プロのドラマーを目指してLAMA Collegeに入学。ドラムの指導を受けるほか、ベースやギターも学びました。2005年、高校時代の友人ウェンデルらとニーボディを結成。自身のリーダー・アルバムをリリースするかたわら、
チャカ・カーン、
ウェイン・クランツ、
ビリー・チャイルズ、
スティングらジャンルを超えて数多くのアーティストのレコーディングやステージに参加。またマスタリング・エンジニアとしても高い評価を得ています。