5月19日(土)に行なわれた英国ロイヤル・ウェディングで演奏した19歳のチェリスト、
シェク・カネー=メイソン(Sheku Kanneh-Mason)のデビュー・アルバム『
インスピレーション』が、アメリカのiTunesの総合アルバム・チャートとamazonの全音楽チャートで1位を獲得(2018年5月21日時点)。アメリカのクラシック・アーティストが総合ジャンルの首位に立つという異例の事態となっています。
ロイヤル・ウェディングで、シェクは約8分間にわたり3曲(「パラディス: シチリアーノ」「フォーレ: 夢のあとに」「シューベルト: アヴェ・マリア」)を披露。Twitter上でも大きな反響を呼び、毎分28,000ものツイートがなされたほか、英国王室の公式アカウントでもシェクの演奏がツイートされました。シェクの
Twitterでは、シェク本人のコメントとロイヤル・ウェディングでの「アヴェ・マリア」の演奏映像が公開されています。
シェクは演奏後、「本当に素晴らしい瞬間でした。お2人の結婚式で、ハリー王子とメーガンさんのために演奏できたことは本当に信じられないことでした! あの雰囲気は特別に素敵でしたし、そんな祝祭の中のささやかなパートで演奏したことは僕の誇りです。人生で忘れられない日になることでしょう」と語っています。
シェクの演奏を含む式の演奏すべてを含むロイヤル・ウェディングの実況録音公式アルバム『
世紀のロイヤル・ウェディング2018』は、式直後の5月20日(日)よりデジタル配信開始。国内盤CD(UCCL-1207 2,800円 + 税)は6月13日(水)の発売です。シェクのデビュー・アルバム『インスピレーション』は、ストリーミング配信&ダウンロード販売が開始しており、国内盤CD(UCCD-1465 2,800円 + 税)が6月6日(水)にリリースされます。