ウンスク・チン(Unsuk Chin)が審査員に迎えられた、東京オペラシティの〈2018年度武満徹作曲賞〉。世界40ヵ国143作品から譜面審査で選ばれた4作品が、5月27日(日)の本選演奏会で
杉山洋一指揮
東京フィルハーモニー交響楽団によって演奏され、受賞者が決定。受賞者とその作品は、第1位がバーナビー・マーティン(Barnaby Martin, イギリス)「量子」(賞金100万円)とパウロ・ブリトー(Paulo Brito, ブラジル / アメリカ)「STARING WEI JIE TO DEATH 〜シンフォニック・エヴォケーション、中国の故事による」(賞金80万円)、第2位がルーカス・ヘーヴェルマン=ケーパー(Lukas Hövelmann-Köper, ドイツ)「量子真空」(賞金60万円)とボ・リ(Bo Li, 中国)「SLEEPING IN THE WIND」(賞金60万円)となり、第1位と第2位が2名ずつの結果となりました。
より創造的な音楽文化の可能性を育むため、東京オペラシティ文化財団が世界の次代を担う若い世代に新しい音楽作品の創造を呼び掛ける〈武満徹作曲賞〉。ただ一人の作曲家が審査員をつとめるユニークさと、受賞者のその後の活躍などにより、世界的に知られている作曲コンクールです。
今回の本選演奏会はNHK-FMにより収録され、番組「現代の音楽」(毎週日曜 8:10〜9:00)にて6月17日(日)、6月24日(日)に放送予定。ウンスク・チンの講評や受賞者のプロフィール、受賞の言葉など、詳細は東京オペラシティ文化財団
ウェブサイトで確認できます。
フランスの
フィリップ・マヌリ(Philippe Manoury)が審査員となる〈2019年度武満徹作曲賞〉本選演奏会は2019年6月9日(日)に開催されます。2020年度はイギリスの
トーマス・アデス(Thomas Adès)、2021年度はフランスの
パスカル・デュサパン(Pascal Dusapin)が審査員を務める予定です。
写真: 左より、ボ・リ / パウロ・ブリトー / ウンスク・チン / バーナビー・マーティン / ルーカス・ヘーヴェルマン=ケーパー
撮影: 大窪道治 提供: 東京オペラシティ文化財団
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2018年度武満徹作曲賞2018年5月27日(日)
東京 初台 東京オペラシティ コンサートホール: タケミツ メモリアル
杉山洋一指揮東京フィルハーモニー交響楽団
[受賞者]
第1位 バーナビー・マーティン(イギリス)「量子」(賞金100万円)
第1位 パウロ・ブリトー(ブラジル / アメリカ)「STARING WEI JIE TO DEATH 〜シンフォニック・エヴォケーション、中国の故事による」(賞金80万円)
第2位 ルーカス・ヘーヴェルマン=ケーパー(ドイツ)「量子真空」(賞金60万円)
第2位 ボ・リ(中国)「SLEEPING IN THE WIND」(賞金60万円)
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2018年度武満徹作曲賞 本選演奏会NHK-FM「現代の音楽」
毎週日曜 8:10〜9:00
2018年6月17日(日)、6月24日(日)放送予定
www4.nhk.or.jp/P446