ドイツ人の父と日本人の母のもと独ミュンヘンで生まれ、ベルリンを拠点に世界で活躍するピアニストの
アリス=紗良・オットが、「ドイツ・グラモフォン」からのメジャー・デビュー10周年を記念し、最新アルバム『ナイトフォール』(限定盤 SHM-CD + DVD UCCG-90807 3,500円 + 税 / 通常盤 SHM-CD UCCG-1808 2,800円 + 税)を8月24日(金)に全世界同時リリース。また、9月には日本でのリサイタル・ツアーも開催します。
本作はアリス初の小品集。
ドビュッシーの「月の光」や
サティの「ジムノペディ第1番」といった聴きなじみのある作品を収録した、フランスのピアノ作品名曲集です。アルバム・タイトルの“ナイトフォール”は“夕暮れ”を意味し、それぞれの楽曲に“光と闇”“夢と現(うつつ)”といったイメージを対比させ、相反するイメージと感情を描いています。
9月のリサイタル・ツアーでは、本作の収録曲に
ショパンを加えたプログラムを予定。9月15日(土)の埼玉・川口総合文化センター リリア音楽ホールを皮切りに、大阪・フェスティバルホールや東京オペラシティ コンサートホールなど、全国で9公演が行なわれます。11月には、
NHK交響楽団の〈第1897回 定期公演 Cプログラム〉に登場し、
ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を演奏予定です。
©Jonas Becker DC