1990年代中頃より独ベルリンを中心に活動するポストロック〜エレクトロニカ・バンドの
トゥ・ロココ・ロット(To Rococo Rot)が、1999年に発表した『ジ・アマチュア・ヴュー』。このアルバムにボーナストラックを追加収録した日本独自の仕様による
再発盤(PCD-22409 2,200円 + 税)が、6月6日(水)にリリースされます。
トゥ・ロココ・ロットは、1994年に結成された3人編成のエレクトロ / ロック・グループ。ロバート・リポック(g)、ロナルド・リポック(ds)の兄弟が中心となり活動を開始。1996年に1stアルバムを発表して以来、エレクトロとアコースティックを融合させたグルーヴ感のある実験的なサウンドで人気を集めました。3rdアルバムとなる本作では、起伏に富んだシーケンスを取り入れたメロウなサウンドに進化し、“エレクトロニカ”を幅広いリスナーに知らしめ、なかでも収録曲「Die Dinge Des Lebens」は、
ビョークや
Nujabesらの元ネタとしても知られる
ジジ・マシン「Clouds」をいち早く取り入れ、彼らの傑出したセンスを世に知らしめた代表曲です。
本作には同年に発売されたシングル「Telema」と「Cars」からアルバム未収録曲の5曲と、2012年のリイシュー盤に収録されていた4曲の計9曲をボーナストラックとして追加収録。日本独自の仕様での再発となっています。