ピチカート・ファイヴが1989年に発表した通算3作目のオリジナル・アルバム『
女王陛下のピチカート・ファイヴ』が、
12inchアナログ盤(MHJL-42 3,700円 + 税)となって7月13日(金)に発売されます。これは、発売の翌14日(土)より東京・世田谷文学館にて開催される、アートディレクター・
信藤三雄の展示イベント〈ビーマイベイビー 信藤三雄レトロスペクティブ〉との連動企画として決定したもの。
『女王陛下のピチカート・ファイヴ』は、発売当時プロモーション用に4曲入りのアナログ盤が制作されているものの、商品としては今年5月に収録曲から3曲を抜粋した7inch『女王陛下のピチカート・ファイヴep』が発売されたのみとなっており、アルバムとしてのアナログ盤化は今回が初。アートワークは、信藤三雄監修による新たなデザインが施されています。
まず決めたのは、ジャケットに入っているタイプライターフェイスのタイトルなどは、今でもずっと好きなので変わらず使用すること。
ボディペインティングした写真は使用すること。
ただオリジナルジャケは、ダブルジャケットだったので、シングルジャケになった時写真のトリミングは変えざるを得ないと言う事。
それに伴って写真はモノクロにする事。
そんな感じで、デザインしていく中で、80年代の白地の中に角版で写真がキッチリと入っている端正なジャケットをイメージしていきました。
なんとなく、ピチカート・ファイヴ月面軟着陸の85年盤のジャケってかんじでしょうかね!――信藤三雄