全世界で8,000万枚以上のトータル・セールスを記録しているテノール歌手のアンドレア・ボチェッリ（Andrea Bocelli）が、3年ぶり、かつ完全オリジナルとしては14年ぶりとなる新作アルバム『Sì〜君に捧げる愛の歌（仮）』（原題: Sì）（限定盤 SHM-CD + DVD UCCS-9048 3,500円 + 税 / 通常盤 CD UCCS-1245 2,800円 + 税）を10月26日（金）に世界同時リリース。アルバム発売に先駆け、英語 / イタリア語 / スペイン語の3ヵ国語ヴァージョンによる収録曲「イフ・オンリー 〜愛しいあなたへ」が、6月15日（金）よりデジタル配信されています。

　本作のテーマは“愛”。アルバム・プロデュースには、ピンク・フロイド（Pink Floyd）やルー・リード（Lou Reed）を手掛けたプロデューサーのボブ・エズリン（“Bob”Ezrin）が迎えられ、イタリアの自宅でレコーディングが行なわれました。

　先行配信中の「イフ・オンリー 〜愛しいあなたへ」は、ボチェッリ最大のヒット曲「タイム・トゥ・セイ・グッドバイ」を手掛けたフランチェスコ・サルトーリ（Francesco Sartori）と、故ルーチョ・クァラントット（Lucio Quarantotto）による作品。国内盤のみのボーナス・トラックとして、この曲を日本人アーティストとデュエットしたトラックも収録される予定です。

　ボチェッリは本作について「このアルバムの根底に流れるテーマは、永遠に続く旅をする人類と、その存在の原動力となる愛です。信頼や勇気の中にある愛、恋人たちの愛、記憶の中に生きる愛、人生の旅における愛……。人生において成熟のときを迎えている今の私が抱く“愛”についての概念は、20代や30代のときに抱いていた概念よりも広いものです。このアルバムは、そうしてだんだんと広がっていった視野を反映したものであると思っています。そう、官能的な愛があるのと同時に、人生への愛、美への愛、この世界の“同乗者”としての我々すべてを結びつける愛、そしてこの世界を創造した神への愛も、間違いなく“愛”なのです」と語っています。