1898年創立、今年で120周年を迎えた世界最古のクラシック専門レーベル“ドイツ・グラモフォン”(DG)が、世界的キャンペーン“DG120”をスタートすることを発表。
ドイツ・グラモフォン120周年記念サイトでは、ベルリン在住の音楽評論家、中田千穂子による、ベルリンでの“DG120”ローンチ・イベントのレポートも公開されています。
“DG120”は、クラシックをより身近にすることを目的とするキャンペーン。世界各地でのガラ・コンサートや、最先端のクラブでクラシックを楽しむ“イエロー・ラウンジ”の開催、そしてレーベル最初期の1900年代に録音された音源のデジタル化や、記念BOXセットのリリースなどの取り組みを行なう予定です。
日本においても、創立120周年記念特別サイトの公開や、年間を通じて多数の記念リリースが行なわれているほか、日本独自の取り組みとして、広告や雑誌、書籍、アパレルブランドとのコラボレーションなどで活動するイラストレーターの長場 雄が描き下ろした新しいレーベル・ロゴをメイン・イメージとするドイツ・グラモフォンのセカンド・ラインwebサイト「
Yellow Lounge」が公開されています。同サイトでは、ミレニアル世代の指揮者であり、クラシカルDJとしての顔も持つ水野蒼生が同世代の若者に向けてキュレートしたクラシック・プレイリスト“Flavor of Classics”を展開中。今後は、クラシックにまつわる漫画やミックス音源など、“クラシックの入り口”となるようなコンテンツが随時公開される予定です。
さらに、クラブで一流のクラシック演奏を気軽に聴くイベントとして、ベルリンやアムステルダム、ロンドン、ソウル、ニューヨーク、そして2012年には東京で開催された“イエロー・ラウンジ”が、2018年9月に東京で開催。詳細は近日公開予定です。