Commune Disc、
永田一直主宰Zero Gravity、
宇波 拓主宰Hibari Musicなどからのリリース作品や、
吉田アミと組んだ“Astro Twin”での〈
Ars Electronica〉“Digital Musics”部門“Golden Nica”受賞などで知られ、近年では
ju seiとの『
ゆはゆたのゆ』(ftarri, 2014)、
川口貴大との『Amorphous Spores』(Erstwhile, 2015)が好評を博している即興演奏家・
ユタカワサキ(Utah Kawasaki)が、ニュー・アルバム『
Restless Thoughtlessness』(2CD BSF-009 2,000円 + 税)を
大城 真(夏の大△)主宰Basic Functionより6月20日(水)にリリース。
「AlesisのMicronというデジタルシンセサイザのNRPN(機器固有のMIDIメッセージ)の非公開仕様を解析したページを参考に、設定可能なパラメータの値をすこしずつ変化させる([パラメータ数]個の次元を持つ空間の中を漂うような感じ)プログラムを実装し、それを実行して1時間放置したものを2セッション録音しました」という同作は、2CDの大作。自動的に生成され、ランダムに変化する電子音の応酬が収められています。