バーンスタイン生誕100年の記念年を迎える今年、バーンスタイン自身が「この作品は私そのものである」と語った幻の作品の新録音『
バーンスタイン: ミサ曲』(UCCG-1800〜1 4,630円 + 税)が7月4日(水)に発売されます。カナダ・モントリール生まれの指揮者
ヤニック・ネゼ=セガン(Yannick Nézet-Séguin)と、セガンが第8代音楽監督を務める
フィラデルフィア管弦楽団らによる演奏です。
「ミサ曲」は1971年、米ワシントンD.C.のケネディ・センターの柿落しのために委嘱された「歌手、演奏者、踊り手のための舞台作品」という副題を持つ大作。オーケストラ、合唱、児童合唱、18人の独唱者、ロックバンド、ブルースバンド、ダンサーなど、総勢約200名を要する編成のために、バーンスタインの代表作でありながらもなかなか上演の機会に恵まれなかったレアな作品です。ユダヤ系アメリカ人であるバーンスタインの宗教的な葛藤や反戦メッセージなど、さまざまな要素を包含したロック・ミュージカル的な側面もあり、バーンスタインならではの魅力と親しみやすさを味わうことができます。