ドイツの名門レーベル「ECM」の傑作アルバムを世界で初めてSA-CD化し、完全限定プレス作品としてタワーレコード限定にて発売する企画「TOWER RECORDS presents ECM SA-CD HYBRID SELECTION」の第5弾として、
ゲイリー・ピーコック『
テイルズ・オブ・アナザー』(PROZ-1114 税込3,780円)、
チャーリー・ヘイデン『
マジコ』(PROZ-1115 税込3,780円)、
パット・メセニー・グループ『
トラヴェルズ』(PROZ-1116 税込5,400円)の3作品が9月5日(水)に発売されます。
1969年、ドイツで
マンフレート・アイヒャーによって設立されたECMは、ジャズからクラシック、現代音楽までを網羅したラインナップで、これまでに1,500タイトル以上をリリース。その“沈黙の次に美しい音”と言われる透明感にみちたサウンドは、誕生から半世紀にわたって音楽ファンを魅了しつづけています。
シリーズ第5弾としてセレクトされたゲイリー・ピーコック『テイルズ・オブ・アナザー』は、1977年に発表されたピーコックのECM初リーダー作。
キース・ジャレット(p)、
ジャック・ディジョネット(ds)が参加し、キース・ジャレット・スタンダーズ・トリオの原点というべき作品です。
また、チャーリー・ヘイデン『マジコ』は、1979年にアメリカ出身ベーシスト、ヘイデンとノルウェーのサックス奏者
ヤン・ガルバレク、ブラジルのギタリスト / ピアニストの
エグベルト・ジスモンチによってレコーディング。ヘイデンの低音、ガルバレクの北欧の情景を想起させるソプラノ・サックス、ジスモンチの柔らかな日差しのようなアコースティック・サウンドによる究極のECMサウンドと称される名盤です。
パット・メセニー・グループの『トラヴェルズ』は、1982年北米ツアーのパフォーマンスを収録したPMG初のライヴ・アルバム。ECMでのメセニーのアルバムとしては唯一の2枚組作品です。代表曲「ついておいで」から始まり、ラストの「想い出のサン・ロレンツォ」まで、変化に富んだ音楽性でドラマティックに展開し、まるで旅しているような気分になる作品です。