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ベー・チェチョル、日野原重明へ追悼の思いを込めた2ndアルバムをリリース MVも公開

ベー・チェチョル   2018/07/18 12:03掲載
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 声帯回復手術から奇跡的な復活を遂げた韓国出身のテノール歌手、ベー・チェチョル(Bae Jae-Chul)が、昨年105歳で逝去した医師の日野原重明への追悼の思いを込めた2ndアルバム『THE SINGER II 愛のうた』(COCQ-85421 2,778円 + 税)を、日野原の命日である7月18日(水)にリリース。日野原が作詞・作曲を手がけた「愛のうた」のMVも公開されています。

 “アジアのオペラ史上最高のテノール”と称されたベーは、ヨーロッパでの活躍を期待された矢先の2005年秋、甲状腺ガンに罹患し、声帯および横隔膜の神経を切断。歌声とともに右側の肺の機能を失ったものの、日本での声帯回復手術を受けて奇跡的に復活を遂げました。医師の日野原は生前、ベーの歌声を「歌を聴いて神を感じたのは初めて」と絶賛し、最晩年には自身でプロデュースしたコンサートを展開しました。

 本作は、「アメイジング・グレイス」「アンチェインド・メロディー」などの有名曲のほか、「川の流れのように」「長崎の鐘」「もしもピアノが弾けたなら」といったカヴァーや、日野原が作詞・作曲した「愛のうた」など、全14曲を収録。「愛のうた」は、当初アカペラでレコーディングが行なわれ、今回コーラスをバックに再録音された楽曲です。ベーは病床の日野原を見舞った折に、曲の終わりの“おくらん”の歌い方の変更を指示されたといいます。「愛のうた」は、7月19日(木)に東京・初台 東京オペラシティ コンサートホールで開催される〈昇天一年メモリアル&CD発売記念 日野原重明プロデュース「べー・チェチョルコンサート」〉でも演奏の予定です。

 ベーと親交があり、「もしもピアノが弾けたなら」のオリジナル歌手である西田敏行からは、コメントが寄せられています。

ベー・チェチョルの歌声には歓びがある♫
哀しみがある♫
希望がある♫
絶望がある♫
夢がある♫
現実がある♫
出逢いがある♫
別離がある♫
そして生がある♫
そして死がある♫
聴く者は、ベー・チェチョルの奇跡の人生を共有する感動の涙が頬を伝う!
そしてスタンディングオベーション!
奇跡のオペラ歌手にスタンディングオベーション!

上記のコメントを、捧げます!ありがとう

――西田敏行



■2018年7月18日(水)発売
ベー・チェチョル
THE SINGER II 愛のうた

COCQ-85421 2,778円 + 税

[収録曲]
01. アメイジング・グレイス
02. ダニー・ボーイ
03. マイ・ウェイ
04. ゴッドファーザー 愛のテーマ
05. 虹の彼方に
06. アンチェインド・メロディー
07. 逢いたい(ポゴシプタ)
08. 別れの曲
09. ねむの木の子守歌
10. 愛のうた
11. もしもピアノが弾けたなら
12. ゴンドラの唄
13. 長崎の鐘
14. 川の流れのように

[演奏]
ベー・チェチョル(T) / アントニオ古賀(g / 02、04) / クリスティアン・アガピエ(p / 01、03〜09、11〜14) / ソウルマティックス(ゴスペル / 01、10、13)


昇天一年メモリアル&CD発売記念
日野原重明プロデュース
「べー・チェチョルコンサート」


2018年7月19日(木)
東京 初台 東京オペラシティ コンサートホール
開演 13:30
bit.ly/2NTRJMp
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