2017年4月より
読売日本交響楽団(読響)のソロ・チェロ奏者を務め、NHK-FM「きらクラ!」パーソナリティとしても親しまれているチェリストの
遠藤真理が、最新アルバム『
ドヴォルザーク: チェロ協奏曲、アザラシヴィリ: 無言歌』(AVCL-25972 3,000円 + 税)を7月25日(水)にリリース。
本作は、2017年7月に東京・池袋 東京芸術劇場で行なわれた
小林研一郎指揮読響のコンサートでの演奏をライヴ録音したもの。ジョージア(グルジア)の作曲家、
アザラシヴィリによる「無言歌」は、遠藤の希望によりアンコールとして演奏されました。
ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、ボヘミアの音楽と黒人霊歌の要素が巧みに組み合わさった、アメリカ時代のドヴォルザークを代表する作品のひとつ。ドヴォルザークならではのオーケストレーションと芸術性、聴きやすさが高度に融合しており、協奏曲のジャンルの最高傑作のひとつにも数えられます。技巧的な独奏チェロばかりでなく、オーケストラのさまざまな楽器が独奏チェロと対話するソロ・パートを持つなど、聴きどころ満載の楽曲です。