パリ国立高等音楽院で
ジャン=ピエール・ランパル(Jean-Pierre Rampal)に学び数々のコンクールで入賞、その後ソリストとして国内外の主要なオーケストラと共演するほかリサイタルやマスタークラスも開催するなど、世界を舞台に活躍するフルート奏者の
工藤重典が、『
王のためのコンセール〜フルート・バロック名曲集II』(MM-4037 3,000円 + 税)を7月25日(水)にリリース。
本作は、工藤が94年に録音した『
フルート・バロック名曲集』(MM-1152)以来、約24年ぶりとなるフルート・バロック名曲集の第2弾。フランス・バロック黄金期の
クープランや
ラモーから
J.S.バッハ、
C.P.E.バッハの父子、
テレマンまで、ヴァラエティに富んだ“バロックの響き”が収められています。
クープランの「王のためのコンセール」からの組曲とラモーのオペラからの組曲は、バロック研究家にして本作でチェンバロを演奏している
リチャード・シーゲル(Richard Siegel)が、フルートの音色がもっとも映える楽曲を工藤のために編曲した作品です。