今年で創立120周年を迎えたクラシック最古のレーベル「ドイツ・グラモフォン」(DG)によるイベント〈Yellow Lounge〉が日本に本格上陸。〈ドイツ・グラモフォン120周年記念 Yellow Lounge Tokyo 2018〉として、9月12日(水)東京・青海の森ビル デジタルアート ミュージアム: エプソン チームラボ ボーダレスで開催されます。
円盤型レコードを発明したエミール・ベルリナーが1898年に設立して以来、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)や
レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)、
小澤征爾をはじめとする数々の巨匠が多くの歴史的名盤を残し、いままでに10億枚のセールス、グラミー賞65冠という記録を残しているDG。“Yellow Lounge”は、コンサート・ホールよりもリラックスした雰囲気でクラシック音楽を楽しむことを目的に、DGがドイツ・フランクフルトで2001年2月にスタートさせたイベントです。同イベントにはこれまで、“ヴァイオリンの女王”
アンネ=ゾフィー・ムター(Anne-Sophie Mutter)や、2015年の〈ショパン国際ピアノコンクール〉を制した
チョ・ソンジン(Seong-Jin Cho)など、DGが誇る世界最高のアーティストたちが参加し、欧米各地でチケットの入手が困難になるほどの人気を博しています。
同イベントの日本本格上陸に際しては、DGのプレジデントであるクレメンス・トラウトマンが日本のカルチャーとのコラボレーションを検討し、ミラノ万博のエキシヴィションなどヨーロッパでも賞賛される日本発のウルトラテクノロジスト集団“teamLab”へ打診。その結果、teamLabが森ビルと共同で運営し、現在話題沸騰中の森ビル デジタルアート ミュージアム: エプソン チームラボ ボーダレスでの開催が決定しました。
〈ドイツ・グラモフォン120周年記念 Yellow Lounge Tokyo 2018〉には、今年9月に発売を予定しているDG史上初のオフィシャル・ミックスCD『
Millennials -We Will Classic You-』(UCCG-1813 2,500円 + 税)のDJに抜擢され、名門ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽大学で研鑽を積む指揮者 / クラシカルDJ / 音楽プロデューサーの
Aoi Mizuno(水野蒼生)と、8月にメジャー・デビュー10周年を記念する新作アルバム『
ナイトフォール』(限定盤 SHM-CD + DVD UCCG-90807 3,500円 + 税 / 通常盤 SHM-CD UCCG-1808 2,800円 + 税)を全世界同時リリースするピアニストの
アリス=紗良・オット、6月にクラシックを題材にした新作アルバム『
ユートピア』(初回限定盤 UHQ-CD+DVD UCCJ-9215 3,700円 + 税 / 通常盤 SHM-CD UCCJ-2157 3,000円 + 税)をリリースしたジャズ・ピアニストの
山中千尋、そしてクラシック界で最高のチェリストのひとりとして高く評価される
ミッシャ・マイスキー(Mischa Maisky)らが出演。今回のテーマ“究極のアコースティック音楽であるクラシックと、最高のデジタルアートの融合”にあわせ、出演アーティストが日本発祥で世界初の電子楽譜専用端末“GVIDO”を使用することも発表されています。