動物たちによるオーケストラ、
ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団が、オーケストラ作品をそのまま演奏するコンサート・プログラムを開始。その第1弾〈ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団 秋の芸術祭〉が11月3日(土・祝)東京・池袋 東京芸術劇場コンサートホールで開催されます。
これまで、親子を中心にオーケストラを楽しんでもらうという観点から、童謡や民謡などをオリジナル・アレンジした“シンフォニック童謡”を演奏してきたズーラシアンフィル。本プログラムでは、
ズーラシアンブラスやズーラシアンフィルのコンサートでクラシック音楽に興味を持った聴き手が本格的なオーケストラのコンサートを聴きに行くきっかけになることを目的に、動物たちがクラシックの原曲に挑戦します。
本公演で予定されている曲目は、
ラヴェル作曲の「ボレロ」をメインとした内容。「ボレロ」は、映画やTVドラマ、フィギュアスケートでもよく用いられる作品です。スネアドラムが最初から最後まで同じリズムを叩き続けるなか、各楽器がソロやソリでメロディを奏で、ほかの楽器もリズム隊に加わることで、クライマックスに向けて圧倒的な盛り上がりを築いていきます。