クラシック界の巨匠
レナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)の生誕100周年を記念する〈バーンスタイン生誕100周年記念 佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサート〉が、10月9日(火)と10日(水)にオーストリア・ウィーンコンチェルトハウスで開催。ウィーン公演の楽団は、オーストリアで110年の歴史を誇り、2015年より
佐渡 裕が音楽監督を務める名門、
トーンキュンストラー管弦楽団です。
本公演は、舞台上の大スクリーンで効果音と台詞、歌声のみを残した『
ウエスト・サイド物語』の映画全編を上映しながら、フル・オーケストラの生演奏を合わせるシンクロ・ライヴ。バーンスタイン最後の弟子である指揮者の佐渡がクリックを頼りにオーケストラを率い、生演奏を映像に合わせていく内容です。8月4日(土)と5日(日)には東京・丸ノ内 東京国際フォーラムで東京公演が開催され、合計12,000人を動員しています。
東京公演開演前のオープニング・トークで「今日は、恩師バーンスタインへの感謝の思いを込めて、先生の遺した素晴らしい作品を皆さまに届けたいと思う」と語った佐渡。
東京フィルハーモニー交響楽団と『ウエスト・サイド物語』の映画全編に演奏をぴったり合わせる職人技を見せ、観客から拍手喝采を浴びました。8月9日(木)には、大阪・フェスティバルホールで大阪公演が行なわれます。