“ソウルの女王”と呼ばれた米音楽界を代表するシンガー、
アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)が8月16日、膵臓がんのため米ミシガン州デトロイトの自宅で死去しました。76歳でした。今年に入って、音楽フェスティヴァルの出演やコンサートがキャンセルさせるなど、これまでにも体調悪化が伝えられていました。
“クイーン・オブ・ソウル”“レディ・ソウル”として知られたフランクリンは1942年、米メンフィス生まれ。高名なバプテスト牧師の父を持ち、幼少期よりゴスペルの影響を受けて育ち、9歳で聖歌隊入隊。12歳から歌手活動を開始し、61年に本格的にデビュー。「貴方だけを愛して」「リスペクト」「ナチュラル・ウーマン」「チェインズ・オブ・フールズ」「シンク」「小さな願い」など数多くのヒット曲を生み出し、2005年には大統領自由勲章を受章しています。日本でも高い人気を誇りましたが、飛行機嫌いとして知られ、日本公演は実現しませんでした。
訃報を受けて、
オバマ元大統領をはじめ数多くの著名人が追悼のコメントを発表しています。