東京交響楽団と、同楽団の音楽監督を務める指揮者
ジョナサン・ノット(Jonathan Nott)の6年目となる2019 / 20(年)シーズンのラインナップが発表されています。
ノットは定期演奏会4公演、川崎定期演奏会2公演、東京オペラシティシリーズ2公演、名曲全集1公演、そして年末の特別演奏会(第九公演)2公演の、計7演目11公演を指揮。いずれも政治や戦争に関わりの深い
ブリテンのヴァイオリン協奏曲と
ショスタコーヴィチの交響曲第5番を組み合わせた5月の定期演奏会や、ヤン・ロビン「クォーク〜チェロと大編成オーケストラのための」と
ベートーヴェンの交響曲第7番からなる5月の東京オペラシティシリーズ、
J.シュトラウスII世『芸術家の生涯』と
リゲティ『レクイエム』、
タリス『スペム・イン・アリウム』、
R.シュトラウス「死と変容」という一大プログラムで“人生とは何か?死とは何か?”に迫る7月の定期演奏会&川崎定期演奏会、
アイヴズ「答えのない質問」と
シューベルトの交響曲第7番「未完成」、
ブラームスのピアノ協奏曲第1番を組み合わせた10月演奏会&名曲全集、
マーラーの交響曲第7番「夜の歌」にマーラーを敬愛した
ベルクの『管弦楽のための3つの小品』を組み合わせた11月定期演奏会&川崎定期演奏会、リゲティ「管弦楽のためのメロディーエン」とR.シュトラウスのオーボエ協奏曲、
モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」を組み合わせた色彩感あふれる11月東京オペラシティシリーズなど、ノット&東響ならではの意欲的な曲目が並びます。
©K.Miura