ニューヨーク・タイムズ紙に“アイスランドの
グレン・グールド”、英グラモフォン誌に“ずば抜けた才能”と評されるなど、世界で注目されるアイスランド出身ピアニストの
ヴィキングル・オラフソン(Víkingur Ólafsson)が、ドイツ・グラモフォン(DG)第2弾となるアルバム『
バッハ・カレイドスコープ』(UCCG-1812 2,800円 + 税)を9月12日(水)にリリース。
2017年、『
フィリップ・グラス: ピアノ・ワークス』でメジャー・デビューを果たしたオラフソン。今年6月には初来日し、
ウラディーミル・アシュケナージ(Vladimir Ashkenazy)指揮
NHK交響楽団の定期公演で、
庄司紗矢香と
メンデルスゾーン「ヴァイオリンとピアノのための協奏曲」を共演。東京・武蔵野文化会館で開催されたリサイタルでは、
J.S.バッハと
グラスを組み合わせた個性的なプログラムを披露しました。
DG第2弾となる本作は、「バッハはカレイドスコープ」(万華鏡)と語るオラフソンが、親しみ深い曲からレアな曲まで、幅広い選曲からJ.S.バッハのさまざまな側面に光を当てる内容。鍵盤作品ではない曲のピアノ編曲は、
ラフマニノフや
ブゾーニ、シロティ、ストラダルといった名手の手によるものからオラフソン自身による編曲までを収めています。
オラフソンは10月に再来日。J.S.バッハとべートーヴェンの作品からなるリサイタルの開催に加え、〈サントリーホール ARKクラシックス〉に出演し、グラスの作品を披露する予定です。