モニカ・ゼタールンドの自伝映画『
ストックホルムでワルツを』で
ビル・エヴァンスを演じ話題となったピアニストのランディ・イングラム(Randy Ingram)と、ベースの名手
マット・ブリューワー(Matt Brewer)がデュオ・ツアーを開催。9月21日(金)静岡・LifeTime、9月22日(土)東京・新宿 Pit Inn、9月23日(日)京都・八幡市文化センター、9月24日(月)京都・Le Club Jazz、9月25日(火)愛知・名古屋 Star Eyes、9月27日(木)茨城・つくば フロッグ、9月28日(金)東京・武蔵野スイングホール、9月29日(土)東京・南青山 Body & Soulの8公演が発表されています。
イングラムは米アラスカ州アンカレッジ生まれ。家族と共にカリフォルニアに移住し、4歳頃からピアノのレッスンを開始。高校時代にはクラスメートで、現在は
ニーボディのドラマーとして活動する
ネイト・ウッドらと演奏活動を行なっています。卒業後は南カリフォルニア大学を経て、ボストンのニューイングランド音楽院に入学し、
フレッド・ ハーシュや
ダニーロ・ペレスに師事。ハーシュは「ランディは繊細さ、思慮深さ、そして情熱を持って演奏する」と高く評価しています。2003年にニューヨーク・ブルックリンに移ると、
ベン・モンダー、
ケンドリック・スコットらと活動し、2009年には初リーダー作「The Road Ahead」を発表。詩的なピアノで“ニューヨーク・ジャズ・シーンの先導者”と称されています。
ブリューワーは1983年、米オクラホマシティ生まれ。父と祖父はジャズ・ミュージシャン、母は熱心な音楽愛好家という音楽一家で育ち、3才でドラムを始め、10才の時に参加したサマー・プログラムでベースのレッスンを開始。高校在学中から音楽活動を行ない、卒業後はニューヨークのジュリアード音楽院に進学。
ロドニー・ウィテカーと
ベン・ウルフに師事しています。学生生活の後、プロとしての活動をスタートし、
グレッグ・オスビー、
ゴンサロ・ルバルカバ、
リー・コニッツ、
テレンス・ブランチャード、
アーロン・パークスら多くのアーティストと共演。また自己のグループで演奏活動を行なうほか、ニュースクール音楽大学で後進の指導や世界各地でレッスンやマスタークラスを開催しています。