2018/09/07掲載(Last Update:20/07/10 12:28)
世界で最も有名なドキュメンタリー作家のひとり、
マイケル・ムーア監督の最新作「Fahrenheit 11/9(原題)」が邦題「華氏119」として11月2日(金)より東京・日比谷 TOHOシネマズ シャンテほかで全国緊急公開が決定。タイトルの“119”とは、アメリカ合衆国第45代大統領、ドナルド・トランプの大統領当選が確定し勝利宣言をした2016年11月9日を意味し、過去作『
華氏911』に呼応したタイトルになっています。
ブッシュ政権を猛烈に批判し、全世界2億ドル、日本でも興行収入17億円の問題作にして大ヒット作『華氏911』をはじめ、米国の銃社会に風穴を開けた『
ボウリング・フォー・コロンバイン』(2002)、医療問題に鋭いメスを入れた『
シッコ』(2007)など、これまでも巨大な権力に対抗し、アポなし突撃取材を敢行し病んだアメリカ社会に一石を投じ、議論と波紋を呼び続けるムーア。本作でムーアが挑む今度の相手は、ドナルド・トランプ。2016年7月、大統領選のさなか「大統領選でトランプが勝利する5つの理由」というエッセイを書き変人扱いを受けながらもその予測を見事に的中させたムーアが、本作でトランプ・ファミリーが必ず崩壊する“ネタ”を大暴露し、トランプを当選させたアメリカ社会に鋭く切り込みを入れ、この暗黒時代をどう抜け出すかを披露していきます。
©2018 Midwestern Films LLC
■「華氏 119」
2018年11月2日(金)
東京 日比谷 TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー
監督: マイケル・ムーア
出演: アメリカ合衆国大統領 ドナルド・トランプ
原題: Fahrenheit11/9
配給: ギャガ