アップアップガールズ(仮)が単独公演〈アップアップガールズ(仮) 夏の終わりにサマービーム!〉を9月15日に神奈川・新横浜 NEW SIDE BEACH!!にて開催。2017年11月より5人体制でライヴを行ってきたアプガの夏を締めくくる同公演は、メンバーが完全プロデュース。公演中に、11月6日(火)に両A面の24thシングル「愛愛ファイヤー!! / 私達(with friend)」をリリースすることを発表し、早速「愛愛ファイヤー!! 」を初披露しました。
メンバーの
森 咲樹は同楽曲について「今年初のシングル発売決定、とても嬉しいです!〈愛愛ファイヤー!!〉は、私達メンバーも楽曲打ち合わせに参加して、曲調や詞の世界観を提案させて頂いたので、今まで以上に思い入れが強い曲になりました。アップアップガールズ(仮)は、沢山の方からの愛に感謝をしながら、まだまだ走り続けさせて頂きます。そんな私達がギュッと詰まった1枚をお楽しみに!」とコメントしています。
なお、アップアップガールズ(仮)は、12月27日(木)に、東京・お台場 Zepp Tokyoにてグループの全ての楽曲を1日で披露する〈全曲ライブ(仮称)〉を開催します。
今年初のシングル発売決定、とても嬉しいです!「愛愛ファイヤー!!」は、私達メンバーも楽曲打ち合わせに参加して、曲調や詞の世界観を提案させて頂いたので、今まで以上に思い入れが強い曲になりました。「私達」は、今年6 月に発売したアルバムに収録されていた曲ですが、今を精一杯生きている沢山の方々に響く曲だと思うので、リアレンジ・バージョンとしてシングルに入ることがとても嬉しいです。作詞作曲して頂いたTHE イナズマ戦隊さんとのセッションしたものになるので、より響く唄になるよう、私達も精一杯届けていきます! アップアップガールズ(仮)は、沢山の方からの愛に感謝をしながら、まだまだ走り続けさせて頂きます。そんな私達がギュッと詰まった1枚をお楽しみに!――森 咲樹 [オフィシャル・レポート]
昨年の9月15日に7人体制ラスト・ライヴを行ったアプガ。5人体制となってがむしゃらに突っ走って来た彼女たちが、1年後の同日に、灼熱だったこの夏を体現するライヴを行った。ライヴは、「晴レ☆HALation」で勢いたっぷりに幕を開ける。爽やかな夏曲「メチャキュン♡サマー ( ´ ▽ ` )ノ」のあとは、「アップアップタイフーン」でお祭りモードへ突入。すでに、観客は強烈な盛りあがりだ。
ボルテージの高まる会場に、アプガは初披露となる新曲「愛愛ファイヤー!!」をドロップ。「愛愛ファイヤー!!」は、大人感溢れる歌詞を熱量たっぷりに届けるソリッドなダンス・チューン。観客は、初めて聴く新曲にも関わらず早くも大歓声で応戦する。アプガのライヴは、メンバーだけでなく観客もメイン・アクトであることを証明するかのような光景が広がった。さらにアプガは、エモーショナルなエレクトロニック・ダンス・チューン「唇はナイフ」、ミディアム・テンポの「ナイトフライト」、元気さ全開のアップ・チューン「PROMISE TRAIN」と様々なスタイルの楽曲でカラフルにライブを彩っていく。
MCコーナーに入ると、佐保明梨から11月6日に両A面ニュー・シングル「愛愛ファイヤー!! / 私達(with friend)」の発売決定と詳細が発表された。「〈愛愛ファイヤー!!〉は、歌詞の世界観や曲調だったり、メンバーが打ち合わせの段階から参加させてもらった曲です。そういうことをするのは初めてだったし、今日披露してみなさんが想像以上に楽しんでくれてうれしかったです」と興奮気味に語る。続けて「もう1曲の〈私達(with friend)〉は、『5thアルバム(仮)』に収録されていた〈私達〉リアレンジ・バージョンで、曲を作ってくださったTHE イナズマ戦隊さんに演奏していただきます。もっともっと愛と感謝をみなさんにお届けできる1枚になってるので、楽しみにしててください!」と声にすると、観客から大きな拍手が送られた。合わせて、10月13日に初台 the DOORSで〈愛・愛・愛してる〜森咲樹生誕記念スペシャルLIVE〜〉、11月18日に同所で〈ショートカットに戻れない!?〜新井愛瞳生誕記念スペシャルLIVE〜〉という2本の単独ライヴの開催も告げられた。
ライブは、みずみずしいメロディの「Beautiful days!」から後半戦に突入。「ジャンパー!」「アッパーレー」「アッパーカット!」とブチあがりコンボをたたみ込んだあとは、ラテン・ハウス・チューン「サマービーム!」を歌唱。メンバーと観客は一緒になって夏感をたっぷり味わい、ライヴ本編は終了となった。
観客の熱いアンコールの声に応えて再びステージに戻ったアプガは、「End Of The Season」を披露する。メンバー5人は、まさに夏の終わりを告げる明るさと切なさが混ざった楽曲をしっかりと届けた。
MCで、関根梓がライヴの感想を述べていく。「この夏は、アプガが5人体制になって初めての夏だったんです。秋を迎えるタイミングで、アプガの夏はこういうものだよと届けたくて、みなさんに楽しんでもらいたくて、ライヴのセットリストとか細かいところまで試行錯誤してメンバーが考えました。今日、それがみなさんの元に届いている瞬間を目の当たりにして、関根の中に幸せな気持ちが溢れました」と感慨深く語る。「でも、私はこの状況に満足したくないので、まだまだアプガのこの先の未来は続いていきますので、応援よろしくお願いします」と語った。
そして古川小夏の口からお知らせとして、「12月27日、全曲ライヴ開催決定です!」と告げられると観客は大拍手。新井愛瞳の、「曲数を数えたら、80曲あって約6時間あるんですよ」というさりげない衝撃的な告白に、観客も思わず苦笑い。続けて古川は、「正直、無謀なチャレンジで自分たちも大変だなと思うけど、それでもやりたいんです。アプガは8年目を迎えて、たくさん曲をいただいて1曲1曲に思い入れがあるしみんな大好きなんです。アプガの曲は全曲勝負できる曲だと思うので、その曲たちを改めてみなさんに全部届けたいなって思ったんですよ。アプガは挑み続けるグループでありたいので、全曲ライヴを開催させていただくことになりました。体力に自信がある方も、落ち着いて聴きたいなって方も、みなさんが楽しめるライヴを作ります!」と宣言。
さらに古川は、「会場は、5人になって初めてZepp Tokyoで開催します!」と告げる。「去年の9月15日にZepp Tokyoで7人のラストライヴを行って、丸1年経って年末にその会場に立てることを発表できるのがすごくうれしいです。ですが、やっぱりこの1年大変だったなって思うこともたくさんあって(涙)。でも、私たちは進んでいくことを選んだ以上、挑戦することを諦めたくないなと思ったので(Zepp Tokyoでの)全曲ライブに挑みます。今の5人にはちょっと難しいチャレンジかもしれませんが、でも覚悟したからにはがむしゃらになって走っていきます。私たちも、もっともっとアプガを知ってもらって応援してもらえるようにがんばりますので、みなさんも一緒に戦ってもらえたらうれしいです。絶対に楽しい全曲ライヴにしてみせます! まだまだ走ることをやめないアプガを応援よろしくお願いします!」という古川の熱い語りに、会場は大きな歓声と拍手に包まれた。
そして、古川の「最後に、愛と感謝を込めて歌います」という声から「私達」が歌われる。メンバー5人は、感情のこもった歌を届け、観客と気持ちをひとつにしてライヴの幕を閉じた。まだまだ前を向いて進んでいくアプガの決意の伝わる、熱量と感動の詰まったライブとなった。ニューシングル、そして全曲ライブなど、濃密な今後のアプガの戦いから目が離せそうにない。