世界で活躍するヴァイオリニストの
庄司紗矢香が、巨匠
ユーリ・テミルカーノフ(Yuri Temirkanov)指揮
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団との共演による最新アルバム『
ベートーヴェン&シベリウス: ヴァイオリン協奏曲』(UCCG-1811 3,000円 + 税)を9月26日(水)にリリース。
鬼才ピアニスト、
ジャンルカ・カシオーリ(Gianluca Cascioli)との
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音を完成させた庄司が次に挑んだのは、2020年のベートーヴェン生誕250年を先取りしてのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。カデンツァは、2006年に庄司自身が書いたオリジナルのものを演奏しています。カップリングは
シベリウスのヴァイオリン協奏曲です。
庄司とユーリ・テミルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィルは、2012年録音の
プロコフィエフの協奏曲に続き、今回が2度目の録音。サンクトペテルブルク・フィルは1824年にベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』を世界初演するなど、ベートーヴェン演奏の伝統を持つオーケストラです。
テミルカーノフ&サンクトペテルブルグ・フィルは、11月に来日公演を開催。公演で演奏されるシベリウスのヴァイオリン協奏曲では、ソリストとして庄司が出演します。