1970年代末のポストパンク時代以来、オランダのアムステルダムを拠点に活動を続けるミック・ネス(Mick Ness)が、長年の相棒で建築家でもあるドラマーのピーター・バンネンベルグとともに来日。10月23日(火)東京・神宮前 Bar Bonoboを皮切りに公演を行ないます。24日(水)は10月に発売されるニュー・アルバム『DISKO』に関するトーク・イベントです。
ジョイ・ディヴィジョン、
ポップ・グループ、
ドゥルッティ・コラムの
ヴィニ・ライリーらに影響を受けて音楽活動を始めたネスは、当時、自作のメタルドラムで実験的な演奏をしていたバンネンベルグと共に「TORSO」や「EKSAKT」といったレーベルから作品を発表したのち、ハンガリーのロック・バンド、Sexepilのフロントマンとなり
シュガーキューブスのオープニング・アクトを務めるなど、欧州で精力的に活動を展開。2006年に脱退後、ニューウェイヴ・バンドの
メカーノに作曲家 / ギタリストとして加入。その一方で映画音楽を手がけてきました。2017年には自主レーベルからアルバム『Madhouse Promenade』を発表。
ゲイリー・ニューマンのアムステルダム公演ではオープニング・アクトを務めています。
ニュー・アルバムのタイトルとなっている“DISKO”とは、グリーンランドの島の名前で、1908年には北極に向かう途中のアメリカ人探検家フレデリック・クックがこの島に立ち寄っています。ミック・ネスのウェブサイトで公開中のアルバム・タイトル曲は、クックの探検隊が目にしたであろう光景をイメージして作られています。