チック・コリアのグループで活躍し、
テレンス・ブランチャードと共に〈グラミー賞〉にノミネートされたジャズ・ギタリスト、
チャールズ・アルトゥラ(Charles Altura)が、
クリス・トルディーニ(b)、
ヘンリー・コール(ds)と組むトリオで来日公演を開催。10月5日(金)静岡 Lifetime(Day1)、10月6日(土)東京・武蔵野市民文化会館 小ホール、10月7日(日)愛知・名古屋 Star Eyes、10月8日(月)京都 Le Club Jazz、10月10日(水)静岡 Lifetime(Day2)、10月12日(金)茨城・つくば Frog、10月13日(土)東京・南青山 Body & Soul、10月14日(日)東京・新宿 Pit Innの8公演が発表されています。
アルトゥラは1981年、米サンフランシスコ出身。スタンフォード大学を卒業後、プロとして活動を開始し、2009年に
ティグラン・ハマシアンのアルバムに参加したのを皮切りに、2010年には
上原ひろみが参加して〈グラミー賞〉を獲得した
スタンリー・クラークの話題作『
The Stanley Clarke Band』に名を連ね、2013年にはチック・コリアが若手を集めて結成した“The Vigil”のメンバーに抜擢されました。同プロジェクトで初来日を果たし、〈第12回 東京JAZZ〉やBLUE NOTE TOKYOにも出演。2015年にはテレンス・ブランチャードのアルバム『Breathless』に参加し、ツアーにも帯同しています。 昨年は
ジェフ・バラード・トリオのメンバーとして来日するなど、ニューヨーク・ジャズ・シーンでひっぱりだこのギタリストです。
ベーシストのトリダーニは1984年生まれ。ニューヨークのニュースクール音楽大学でジャズとコンテンポラリー・ミュージックを学び、卒業後は
アンディ・ミルンのバンドに参加。その後、グレッグ・オズビー、ジェレミー・ペルト、
ジム・ブラック、
アンドリュー・ダンジェロらさまざまなアーティストと共演するほか、
ローガン・リチャードソンや
ベッカ・スティーヴンスといった若手アーティストのバンドにも参加しています。
ドラムのコールはプエルトリコ出身。米ボストンのバークリー音楽大学でジャズを学んだ後に帰国し、プエルトリコ最大の都市サンファンで最も人気と影響力のあるドラマーの一人となりました。2003年からは拠点をニューヨークへ移し、マンハッタン音楽学校に入学。卒業後は、
クリス・ポッターや
アダム・ロジャース、
マーク・ターナーらビッグネームたちと次々に共演を果たし、ヴィレッジヴァンガードなどの名門ジャズ・クラブにも多数出演しています。2010年には、プエルトリコで自身のオーケストラ“The Afrobeat Collective”とともに「Roots before Branches」をセルフ・リリース。熟練プレイヤーとの共演だけでなく、若手気鋭ピアニスト、
ファビアン・アルマザンのアルバムに参加するなど、精力的な活動を続けています。公演の詳細はオフィスズーの
オフィシャル・サイトをご覧ください。