『
ジュラシック・パーク』シリーズや『
ザ・フライ』など、映画やTVで活躍するアメリカの名優
ジェフ・ゴールドブラム(Jeff Goldblum) がジャズ・ミュージシャンとしてデビュー・アルバム『
ザ・キャピトル・スタジオ・セッションズ』(UCCU-1584 2,600円 + 税)を11月9日(金)にリリース。リリースに先駆け、アメリカン・アイドル出身のシンガー・ソングライター、
ヘイリー・ラインハートをヴォーカルに迎えた「マイ・ベイビー・ジャスト・ケアズ・フォー・ミー」のミュージック・ビデオがYouTubeで公開されています。
エロール・ガーナーを愛聴する父親のもと、幼い頃からジャズに親しんで育ったゴールドブラム。クラシック・ピアノのレッスンをスタートしたものの、すぐにジャズへ転向。15歳の頃から米ピッツバーグのホテルのカクテル・ラウンジなどで演奏活動を開始しました。近年は彼自身のジャズ・バンド、ザ・ミルドレッド・スニッツァー・オーケストラとともにニューヨークやロサンゼルスなどでもライヴ活動も行なっています。
本作はLAの名門キャピトル・スタジオにて観客を入れたクラシック・ジャズ・スタイルでのライヴ録音。プロデュースを手掛けたのは、
ジョニ・ミッチェルや
ハービー・ハンコック、
マデリン・ペルー、
メロディ・ガルドーらを手がけた名匠
ラリー・クラインが担当しています。
収録曲はラインハートとの共演曲のほか、ハンコックの「カンタロープ・アイランド」や、
ニーナ・シモンのヴァージョンでヒットした「アイ・ウィッシュ・ハウ・イット・フィールズ・トゥ・ビー・フリー」、
イメルダ・メイを迎えた1940年代のクラシック「ストレイトゥン・アップ&フライ・ライト」、アメリカのコメディアン女優
サラ・シルヴァーマンを迎えた1920年代の「ミー・アンド・マイ・シャドウ」など全15曲を収録。トランペッターの
ティル・ブレナーも参加した王道のジャズ・アルバムとなっています。