現代最高の歌手のひとりである
プラシド・ドミンゴ(Plácido Domingo)が、アルバム『
ボルベール〜帰郷』(SICP-31178 2,500円 + 税)を10月10日(水)に日本先行でリリース。アルバムからの試聴音源も公開されています。
今年で77歳を迎えたドミンゴは、オペラ歌手として約60年のキャリアを重ね、これまでに150枚を超すアルバムを発表。1990年代には、社会現象にもなった
ホセ・カレーラス(José Carreras)、
ルチアーノ・パヴァロッティ(Luciano Pavarotti)との共演による“三大テノール”で一気にファン層を拡大しました。ドミンゴは今でも現役オペラ歌手として世界の主要歌劇場のステージに立ち、指揮者としても活躍を続けています。
熱烈なサッカー・ファンとしても知られるドミンゴは、2016年6月、レアル・マドリードのベルナベウ・スタジアムで、ドミンゴと同じくスペイン出身のクラシック・ギターの名手、パブロ・サインス・ビジェガス(Pablo Sainz Villegas)のギター伴奏で「アディオス・グラナダ」を歌唱。85,000人の聴衆を熱狂させました。本作は、そのステージでの共演をきっかけに生まれた、ドミンゴとビジェガスによるラテン・アルバム。祖国スペインのサルスエラや、育ちの地であるメキシコで広く親しまれているロマンティックな有名曲をはじめ、
ジョーン・バエズ(Joan Baez)のヒットで知られるチリのフォルクローレ「人生よありがとう」、アルゼンチン・タンゴ不世出の歌手
カルロス・ガルデル(Carlos Gardel)による「ボルベール」まで、全12曲を収録しています。プロデューサーには、エンジニア / プロデューサーとして〈グラミー賞〉を幾度も受賞してきたラファ・サーディナ(Rafa Sardina)を迎えています。