鋭敏な感性から独自のコンセプトによるアルバムを発表してきた仏エクサン・プロウァンス生まれのピアニスト、
エレーヌ・グリモー(Hélène Grimaud)が、目下最新アルバム『
メモリー』(UCCG-1817 2,800円 + 税)を10月17日(水)にリリース。グリモーは11月に来日し、大阪 ザ・シンフォニーホールと東京・初台 東京オペラシティ コンサートホールでリサイタルを開催するほか、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団の日本ツアーに協奏曲のソリストとして出演します。
本作は、今年で没後100年の記念年を迎えた
ドビュッシーや
サティ、
ショパンらの作品に、ウクライナ出身の現代音楽の作曲家
ヴァレンティン・シルヴェストロフ(Valentin Silvestrov)の作品を組み合わせ、インド系イギリス人のミュージシャン、
ニティン・ソーニー(Nitin Sawhney)による楽曲で締めくくったコンセプチュアルな内容。グリモーとソーニーは、グリモーが2016年に発表したアルバム『
ウォーター』に続けてのコラボレーションとなります。