2018年10月27日より東京・上野 東京都美術館で〈ムンク展―共鳴する魂の叫び〉が開催されることを記念し、
グリーグをはじめとするムンクと同時代の北欧クラシック音楽を収めたアルバム『
叫び―ムンクとグリーグ / ノルウェーの音楽集 -ムンク展-共鳴する魂の叫び 開催記念』(WPCS-13802 1,800円 + 税)が10月24日に発売されています。
ムンクは、世界で最も有名な名画のひとつ“叫び”を描いた、西洋近代絵画の巨匠。〈ムンク展―共鳴する魂の叫び〉は、ムンクの故郷であるノルウェーの首都、オスロ市立ムンク美術館が誇る世界最大のコレクションを中心に、約60点の油彩画に版画などを加えた約100点により構成される大回顧展です。複数描かれた“叫び”のうち、ムンク美術館が所蔵するテンペラ・油彩画の“叫び”は今回が初来日となります。
『叫び―ムンクとグリーグ / ノルウェーの音楽集 -ムンク展-共鳴する魂の叫び 開催記念』は、ムンクの作品と背景を共有するグリーグを中心に、
シンディングや
スヴェンセン、ハルヴォルセンら、広くノルウェーの作曲家や北欧の音楽を紹介する内容。「ペールギュント」「春に寄す」「ピアノ協奏曲」など親しみのある楽曲から初めて触れる作曲家、さらには
ラヴェルや
ディーリアスといったムンクと交流のあった作曲家まで、幅広く紹介しています。演奏はピアニストの
レイフ・オヴェ・アンスネス(Leif Ove Andsnes)やヴァイオリニストの
ヴィルデ・フラング (Vilde Frang)ら、ノルウェーの音楽家を中心にセレクトされています。
ジャケットやブックレットには、本CDをナビゲートするキャラクターとして、“テーブル美術館シリーズ(株式会社 FREEing)”より“figma 叫び”が登場(CDにフィギュアは付属しません)。絵画とともに、“叫び”自身がブックレット上で楽曲を紹介する仕様となっています。