クラシックや現代作品、ジャズ、ミニマル音楽をレパートリーとする打楽器奏者として、さらには作曲家としても活動するアレクセイ・ゲラシメス(Alexej Gerassimez)が、初来日ツアーを開催。11月4日(日)埼玉・彩の国さいたま芸術劇場小ホール、11月5日(月)愛知・名古屋 宗次ホールでリサイタルが行なわれます。
ゲラシメスは1987年、独エッセンに生まれた打楽器奏者。数々のオーケストラや指揮者とソリストとして共演するほか、自ら組織・運営している打楽器グループとともに音楽祭などに出演、室内楽グループとの共演も行なうなど、打楽器奏者として精力的に活動しながら、2017年11月からはドイツ国立ミュンヘン音楽・演劇大学の教授を務めています。作曲家としても鋭い感性を発揮し、なかでもスネアのあらゆる奏法を取り入れた「アスヴェンチュラス」は、日本においても打楽器を専攻する学生を中心に演奏されることの多い、人気の高い作品です。2012年9月には自作曲を含む初のCDを「Genuin」レーベルよりリリースし、好評を博しました。
今回の初来日ツアーについて、ゲラシメスは「〈アスヴェンチュラス〉YouTube19万回再生ありがとう! 初めまして、〈アスヴェンチュラス〉の作曲家、アレクセイ・ゲラシメスです。今年11月に日本デビューです。僕の“生”〈アスヴェンチュラス〉など、聴きに来てください!」とコメントを寄せています。
©Nikolaj Lund