ジャズの名門レーベル「ブルーノート」が2019年に創立80周年を迎えるにあたり、ブルーノートの歴史や魅力を紹介したガイドブック「ブルーノート80ガイドブック」が11月7日に発売されています。この発売を記念して、11月17日(土)15:30より東京・四ツ谷 いーぐるにて本著の監修者である音楽ライターの原田和典と執筆を担当したいーぐる店主の後藤雅洋による発刊記念トーク・イベント〈もうすぐ80周年!ブルーノート特集〉が開催されます。
1939年にアルフレッド・ライオンによって設立されたブルーノートは、
キャノンボール・アダレイ&
マイルス・デイヴィス『
サムシン・エルス』、
ジョン・コルトレーン『
ブルー・トレイン』、
アート・ブレイキー『
モーニン』、
ハービー・ハンコック『
処女航海』など、1950~60年代のジャズ黄金時代に数多くの名盤をリリース。現在も
ノラ・ジョーンズ、
ロバート・グラスパー、
ホセ・ジェイムズらシーンをリードするアーティストが多数在籍する史上最強のジャズ・レーベルです。
「ブルーノート80ガイドブック」は、監修を手がけた原田和典をはじめ、後藤雅洋、村井康司、行方 均、内本順一、原 雅明、柳樂光隆が執筆を担当。ジャズ史に名を刻む名盤やジャズメンの紹介、現在の所属アーティストへのインタビュー、ラズウェル細木描き下ろしによるマンガなど、80年の歴史や魅力がわかりやすく紹介されています。編纂にあたっては米ブルーノート・レーベル本社が全面協力。現社長の
ドン・ウォズの独占インタビューを掲載しているほか、フランシス・ウルフ撮影の貴重なレコーディング・セッション写真もふんだんにあしらわれています。
また書籍には会員限定コンテンツが楽しめる特設サイト「BLUE NOTE CLUB」へアクセスできるシリアル・コードを封入。サイトにはユニバーサル・ジャズ関連のライヴ映像の視聴やイベント・チケットの特別予約などの特典が順次公開されていく予定となっています。
さらに、2019年1月21日(月)~22日(火)の両日にわたり、東京・南青山 BLUE NOTE TOKYOにて、80周年記念イベントのキックオフとなる〈BLUE NOTE plays BLUE NOTE〉が開催されます。“ブルーノート歴代のヒット曲を豪華メンバーがブルーノート東京で披露する”をコンセプトに、USブルーノートから世界デビューを果たした
黒田卓也(tp)をはじめ、
桑原あい(p)、
井上 銘(g)、
西口明宏(ts)、
宮川 純(org, elp, p)、角田隆太(
ものんくる / b)、
石若 駿、(ds)という気鋭のミュージシャンが勢揃いしたスペシャル・バンドが登場。また、21日はブルーノートからデビュー作『フライト』を発表したばかりの新星キーボード奏者のジェイムズ・フランシーズ、22日は
フェラ・クティの黄金時代を支えたドラマーの
トニー・アレンがそれぞれゲスト参加します。公演の詳細はBLUE NOTE TOKYOの
オフィシャル・サイトをご確認ください。