超絶技巧と多彩な表現、そしてロック・スターのような出で立ちで話題を振りまくクラシック・ヴァイオリニストの
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(Nemanja Radulovic)が、ドイツ・グラモフォン(DG)からの第5弾となる新作アルバム『
バイカ〜黒海の物語』(UCCG-1819 2,800円 + 税)を11月14日(水)にリリース。
ネマニャの出身地であるセルビアの言葉で“物語(バイカ)”と題された本作は、旧ソ連(現ジョージア)生まれのアルメニア人
ハチャトゥリアンの手による民族性とヴィルトゥオジティが融合したヴァイオリン協奏曲や、
リムスキー=コルサコフが「千夜一夜物語」を題材に作曲した交響組曲『シェヘラザード』の新アレンジなど、物語性豊かな楽曲を収録。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者で、ソロや室内楽でも活躍している
アンドレアス・オッテンザマー(Andreas Ottensamer)と、日本でもたびたび共演しているピアニストの
ロール・ファヴル=カーン(Laure Favre-Kahn)をゲストに迎えたハチャトゥリアンの「クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲」や、本作で『シェヘラザード』の新アレンジを手がけたアレクサンダル・セドラー(Aleksandar Sedlar)の「サヴチョ3」も収めています。