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ECMの創立50周年記念、ドミニク・ミラーとミロスラフ・ヴィトウスの来日公演が決定

ドミニク・ミラー   2018/12/11 12:26掲載
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ECMの創立50周年記念、ドミニク・ミラーとミロスラフ・ヴィトウスの来日公演が決定
 1969年にドイツで誕生した名門レーベル「ECM」の創立50周年を記念して、同レーベルから作品を発表するアーティストを招いたライヴ・シリーズ〈ECM Artist in concert 2019〉が2019年1月より東京・丸の内 COTTON CLUBで開催。初回を飾る1月24日(木)から25日(金)のマルチン・ヴァシレフスキ・トリオに続いて、2月28日(木)から3月3日(日)までの4日間、スティング・バンドで活躍するギタリストのドミニク・ミラー(Dominic Miller)、3月7日(木)から8日(金)は“究極のベーシスト”ことミロスラフ・ヴィトウス(Miroslav Vitous)の公演が発表されています。

 ミラーは、アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。スティングが“色彩感豊かな音の建築家”と呼び、ポール・サイモンが“ジャズとイングリッシュ・フォークの香りがする美しい音色”と称賛する俊英ギタリストです。渡英後、フィル・コリンズらとの共演を経て、1990年にスティングのバンドに加入。95年に初ソロ・アルバム『First Touch』を発表し、2017年にはECMからエグベルト・ジスモンチパット・メセニーらへのオマージュをこめた『サイレント・ライト』をリリースし、話題となりました。2019年3月にはECM第2弾となる新作『アブサン』のリリースを控えています。本公演にはバンドネオンの鬼才サンティアゴ・アリアス、現代ジャズ・ドラムの急先鋒ジヴ・ラヴィッツらが帯同。

 一方、約25年ぶりの来日となるヴィトウスは、チェコ・プラハ出身。1966年にウィーンで開催された〈国際ジャズ・コンペティション〉のベース部門で優勝し、68年にはチック・コリアの『ナウ・ヒー・シングス、ナウ・ヒー・ソブズ』に参加。71年にジョー・ザヴィヌルやウェイン・ショーターとウェザー・リポートを結成しました。74年の脱退後は、主に自身のバンドで活動し、ECMをはじめ数々のレーベルから意欲作を発表しています。本公演ではチェコの鬼才ピアノ奏者エミル・ヴィクリツキー、イタリアの名ドラム奏者ロベルト・ガットとのトリオで登場。2019年、ジャズ史における重要作『限りなき探求 / Infinite Search』(1969年)の発表から半世紀を経て、絶えず進化と発展を続けるヴィトウス・ミュージックの最新型に期待が高まる公演です。

 両公演とも座席の予約は12月15日(土)より受付開始。詳しくはCOTTON CLUBのオフィシャル・サイトでご確認ください。



ECM Artist in concert 2019 VOL.2
ドミニク・ミラー“ジ・アブサン・ツアー”

www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/dominic-miller

2月28日(木)〜3月3日(日)
東京 丸の内 COTTON CLUB
チャージ 7,800円(税込 / 飲食代別)

[メンバー]
ドミニク・ミラー(g)
マイク・リンダップ(key, p)
ニコラス・フィッツマン(b)
ジヴ・ラヴィッツ(ds)
サンティアゴ・アリアス(bandoneon)


ECM Artist in concert 2019 VOL.3
ミロスラフ・ヴィトウス・トリオ

www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/miroslav-vitous

3月7日(木)〜8日(金)
東京 丸の内 COTTON CLUB
チャージ 8,000円(税込 / 飲食代別)

[メンバー]
ミロスラフ・ヴィトウス(b)
エミル・ヴィクリツキー(p)
ロベルト・ガット(ds)


[予約受付開始日]2018/12/15(土)
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