パリ国立音楽院直系の系譜を引くピアニストの
横山幸雄が、
ドビュッシーの『前奏曲』第1集、第2集を収めたCD『
ドビュッシー: 前奏曲集(全曲)』(MECO-1052 3,000円 + 税)を12月12日(水)にリリース。
今年はドビュッシー没後100年の記念年。ドビュッシーの『前奏曲』は、第1集が1910年、第2集が1913年に出版された、ドビュッシー後期の重要作です。当盤は、DSD11.2MHz(DSD256)フォーマットの超ハイレゾ・レコーディングにより、横山の透徹した美音を余すところなく捉えています。
横山は12月27日(木)東京・四ッ谷 紀尾井ホールで〈クロード・ドビュッシーに捧ぐ 横山幸雄 ピアノ・リサイタル〉を開催。公演は全3部からなり、第1部で
バッハ=
グノーの「アヴェ・マリア」の主題による即興、J.S.バッハの『平均律クラヴィーア曲集』第1巻より第1番、J.S.バッハの『平均律クラヴィーア曲集』第2巻より第14番、
ショパンの『24の前奏曲』、第2部でドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」(横山幸雄編曲)、ドビュッシーの『映像』第1集、ドビュッシーの「喜びの島」を経て、第3部でドビュッシーの『前奏曲』第1集を演奏することで、ドビュッシーの魅力を描き出します。また、開演直前の18:45〜からは、プレトークが行われます。