ヴァイオリニストの
本田早美花が、最新アルバム『
Souvenirs 〜思い出 本田早美花ヴァイオリン小品集』(KKC-056 オープン価格)を12月19日(水)にリリース。
本田はパリ音楽院でジェラール・プーレ(Gérard Poulet)と
オリヴィエ・シャルリエ(Olivier Charlier)に師事し、同大学院を首席で卒業。イセ・カルテットと
アンサンブル・モンソロを創設し、2016年よりフランス国立ストラスブールフィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任、ストラスブール市立アカデミーと同音楽院でヴァイオリンと室内楽の教授を務めています。共演ピアノの
エマニュエル・クリスチャン(Emmanuel Christien)は、独奏や伴奏で活躍するかたわら、アンサンブル・モンソロのピアニストも務めています。
本作は、大ヴァイオリニストだった作曲者が訪れた地の印象や、幸せだった過去、肉親への思いなど、さまざまな“思い出”にまつわる作品を集めた内容。
エルガーの「愛のあいさつ」や
マスネの「タイスの瞑想曲」といった定番曲に加え、ドルドラの「思い出」やラフの「カヴァティーナ」のような往年の人気曲や、
ヴィエニャフスキの秘曲「サンフランシスコの思い出」の世界初録音、「チャルダーシュ」で知られる
モンティがカムチャッカ半島を描いた作品の世界初録音、ジンバリストが久邇宮朝融王に与えられたメロディに基づき作曲したジャポニスム曲、
クライスラー編による「アロハ・オエ」、
ブルックナー唯一のヴァイオリン曲「晩鐘」、「夕焼け小焼け」や「ゆりかごの歌」で知られる
草川 信の技巧的な小品の世界初録音など、めずらしい楽曲も多数収録しています。