ニュース

鬼才チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマによるプロジェクト“100チェロ”が8月に日本初上陸

ジョヴァンニ・ソッリマ   2019/01/08 18:06掲載
はてなブックマークに追加
鬼才チェリスト、ジョヴァンニ・ソッリマによるプロジェクト“100チェロ”が8月に日本初上陸
 イタリア出身の鬼才チェリスト / 作曲家のジョヴァンニ・ソッリマ(Giovanni Sollima)を中心に、国境や世代、キャリア、ジャンルを超えて集った100人のチェリストがチェロ・ アンサンブルを披露するプロジェクト“100チェロ”。同プロジェクトの日本初上陸となるコンサート〈ジョヴァンニ・ソッリマ 100チェロコンサート〉が8月12日(月・祝)東京・錦糸町 すみだトリフォニーホール 大ホールで開催されます。

 ソッリマはこれまでにクラウディオ・アバド(Claudio Abbado)やフィリップ・グラス(Philip Glass)、マルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich)、ヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma)、マリオ・ブルネロ(Mario Brunello)、ミッシャ・マイスキー(Mischa Maisky)、2CELLOSといった、錚々たるアーティストとの共演を重ねてきた世界的なチェリスト。作曲家としては、ミニマル・ミュージックの影響を強く受け、クラシックやロック、ジャズ、ポップス、中東〜地中海〜アフリカにおよぶ民族音楽などさまざまな音楽の素材を取り入れ融合させた個性的な作風で知られています。アメリカではパティ・スミス(Patti Smith)とのコラボレーションも行ない、ピーター・グリーナウェイ(Peter Greenaway)監督の映画『レンブラントの夜警』には、ソッリマの作曲した「チェロよ歌え!」「Spasimo」が随所に使用されています。また、2013年と2014年の2年連続で、13万人を動員したイタリアの〈La Notte della Taranta フェスティバル〉のディレクター / 指揮兼コンサートマスターを務めました。

 100チェロは、あらかじめ決められた譜面やパートに従ってアンサンブルを構成するのではなく、100人全員でクリエーションを行ない、自由な発想と表現欲で譜面やパートを作り替えながら、ソッリマのもとさまざまなジャンルの楽曲を芸術性の高いアートへと昇華していくプロジェクト。2012年以来、ヨーロッパ各地で開催されており、その都度幅広くチェリストを募集し、自由な音楽文化の発信を続けています。

 今回の日本公演においては、プロもしくはアマチュアといったキャリアや年齢、国籍、ジャンルなどすべて不問で100チェロへの参加チェリストが募集されます。“葛飾北斎の描く波”をテーマとする作曲コンクールも開催され、コンクールで選ばれた楽曲はコンサートでも演奏される予定です。参加チェリストと作曲コンクールのいずれも、1月10日(木)より応募が開始となります。応募方法など、詳細はオフィシャル・サイトにてご確認ください。



ジョヴァンニ・ソッリマ 100チェロコンサート
plankton.co.jp/100cellos/index.html

2019年8月12日(月・祝)
東京 錦糸町 すみだトリフォニーホール 大ホール
開演 18:00
全席指定 6,000円 / 中学生以下 3,000円
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015